筋肉アップの食事

筋力アップには、超回復を行うことで出来ますが、それだけではなく栄養バランスの良い食事や筋力を作るうえで必要な栄養素を摂取する必要があります。

では、筋肉を作り上げるのに必要な栄養素とは何なのか。

こちらについて説明していきます。

筋肉を作り上げる栄養素

筋肉を作り上げるのに必要な栄養素は「タンパク質」になります。

筋肉トレーニングをすることで筋肉内のアミノ酸を放出し、タンパク質を分解し、筋肉量が低下します。

ですが、その後食事から摂取したタンパク質がエネルギーとなり、超回復により、結果として筋肉量を増やすことが出来ます。

またタンパク質は運動するためのエネルギーになるので、食事からタンパク質を摂取出来ていないと、筋肉トレーニングの質も低下しますし、筋肉量を増やすことが出来なくなってしまいます。

減量するために食事制限などを設けて筋肉トレーニングを行う方もいますが、これは効率的ではないので、タンパク質はしっかりと摂取するようにしましょう。

筋肉を作り上げるのにはタンパク質を摂取する必要がありますが、それ以外にも摂取するべきものがあります。

それは「炭水化物」、「脂質」、「ビタミン」、「ミネラル」４つになります。

この４つを摂取することで、筋トレの効果を最大限に発揮することが出来ます。

では、この摂取するべき４つの栄養素にはどのような効果があるのかについて説明していきます。

炭水化物は運動をするうえで1番必要な栄養素の１つで、主にスポーツなどの運動をする際に必要なエネルギーの源になります。

この栄養素である炭水化物が体内で不足すると、体内のタンパク質や脂質を分解してエネルギーとして使われてしまいます。

せっかく摂取したタンパク質などの他の栄養素が、エネルギーとして使われてしまう為、筋肉トレーニングの効果があらわれにくくなってしまいます。

炭水化物の食品としては、米やパン、麺類、餅、かぼちゃ、れんこん、トウモロコシ、イモ類、果物などがあります。

脂肪は、動植物に含まれる栄養素の一つで、長時間の運動を行うことでエネルギーに変わっていきます。

体内で脂質が不足することによって、肌の乾燥が促進されたり、排便が上手く行えなくなったり、ホルモンの低下などがあります。

ただし注意しなければならないのは、過剰に摂取してしまった場合、体脂肪として体内に蓄積されてしますので、適切な量を摂取するようにしましょう。

脂質が含まれるものとしては、油脂類や肉、魚類、ナッツ、乳製品などがあります。

ビタミンは、健康に必要な栄養素の１つで、13種類ものビタミンがあります。

13種類のビタミンはそれぞれ身体に作用する効果が変わってきますが、バランスよく摂取するのが理想的です。

ビタミンはそれぞれ必要とする量は少なく、体内で生成することの難しいもので、基本的には食事やサプリメントなどで摂取する必要があります。

ミネラルにはカルシウム、鉄、マグネシウムなどがあり、それぞれ不足しやすい栄養素となっています。

ミネラルは、体の中では合成されないので、毎日の食事やサプリメントなどから摂取する必要があります。